新型コロナウイルス感染症予防のために、テレビ業界も新しい番組を制作できないでいるようです。
最近は過去に放送した番組を再放送することが多くなっています。
先月放送のブラタモリ「法隆寺～なぜ法隆寺は1400年愛され続けるのか？～」もその一つでした。
実は４年前、日伊国交樹立１５０周年を記念した文化交流会がイタリアでありました。
私は日本代表の一人としてイタリアを訪れ、国立中学校で「私のふるさと」というタイトルで記念授業をさせていただきました。
その時の導入で、世界最古の木造建築である国宝「法隆寺の五重塔と金色堂」の写真を使いました。
イタリアの建物は石造り、日本は木造が主流であるため、最初に日本とイタリアの違いを紹介するにはインパクトがあると考えたからです。
最もイタリアには２０００年前に作られた石造りで超有名な「コロッセオ」（円形闘技場）があります。
イタリアの中学生に、その時紹介した木造建築・法隆寺の写真はどのように映ったか、今となっては聞く術もありませが・・、
そんなことをふと考えながら、この番組を見ていました。
