波の花  風景篇80(14枚)

 珍しい「波の花」を、米山海岸で撮りました。「波の花」は、冬の季節風が強く打ち付ける日本海側の海岸線で見られる現象です。
強い風で波が海岸に打ち付けられるにつれて、泡立ち、その一部は風に乗って舞い立ちます。「なぜ生まれる?」かと言うと、
海中に漂う植物性プランクトンに含まれる粘液が海の波にもまれて、石鹸状の泡となるとされています。
 この「波の花」と出合うには、いくつかの条件が重ならなければなりません。見ごろは11月~2月で、厳寒の冬の海です。
しかも風速は13m/s以上くらいで風が強いことも必須の条件です。しかも北からの強い風が条件と聞いています。
海が汚れていてもダメとのことです。従って太平洋側では、あまり見られないそうです。
皆さんも機会があったら是非、カメラに収めてください。