海浜植物 花篇53(12枚)

市内で最も海岸に近い地元小学校は、海まで約100mの小高い丘にあります。
学校のすぐ裏には砂山(通称「潮風フラワーズヒル」)があり、多くの海浜植物が育っています。
特に絶滅危惧種にもなっている「カワラサイコ」が、咲き誇る7月には毎年、3・4年生と植物観察会を行っており、私も参加しています。
主な海浜植物としてはハマヒルガオ、ハマゴウ、ハマナス、ハマニガナ、ハマエンドウ、ハマボウフウ、イソスミレなどが育っていました。
最近は、海外から入ってきた帰化植物(特定外来生物)のオオキンケイギク、ブタナ、ヒメジョオンなども目につくようになり、
またカワラサイコの天敵である「イタチハギ」も増えてきていました。
絶滅危惧種「カワラサイコ」がこれからもずっと、黄色い可憐な花を咲かせるように、何とかしなければと思っています。