紫銅焼き 特別篇70 (14枚)

柏崎の鋳物(いもの)の歴史は、約670年前に遡ると言われています。
長い時を超え、先人達の知恵は鋳物師の生き方と共に、現代を生きる人々に受け継がれてきました。
(新潟県の無形文化財に指定)
先日、市内大久保にある「原惣右衛門工房」を見学させていただきました。
ここでは日本の伝統的な鋳造法を用いて、全工程を手仕事で仕上げています。
また各工程に使用する道具も手作りし、制作に必要な土、ワラ、松葉なども自ら調達されているそうです。
見学時、滅多に見ることのできない「紫銅焼き」の「炎が描く、唯一無二の美しい斑紋が生まれる瞬間?」
も見させていただきました。貴重な経験でした。