ふるさとのお宝   特別篇35(8枚)
私が住んでいる米山町は、江戸時代、家のすぐ前に北国街道が通り、全国53関所の1つである「鉢崎関所」のあるに
ぎやかな宿場町(鉢崎宿)でした。今は当時の面影を残す幅約9mという広い道路があるのみで、両側にある妻入りの
家並みが昔を偲ばしてくれます。またここ米山町には歴史上のお宝も多くあり、紀行文「奥の細道」を著した松尾芭蕉が、
弟子の曽良と一緒に泊まった「たわら屋跡」や、間宮林蔵を部下に従えて「カラフトが離島である」(間宮海峡)
ことを最初に発見した松田伝十郎の生家、そしてその功績を讃えた石碑がすぐ近くにあります。「日本の実測沿岸地図」
を初めて作製した伊能忠敬も、鉢崎宿を2回ほど通ったという記録があります。歴史っておもしろいですね。